引っ越してみたら裏山があってラッキー♪
地元の田舎から進学のために上京した時の話です。
地方に住んでいた僕からすると東京といえば憧れの大都会のイメージでした。
僕が引っ越してきたのは西東京のとある町なのですが、
東京でも西側は自然がちゃんとあるものですね。
僕の新居のアパートの裏には小高い山がありました。
ちょうど漫画やアニメで子供達が遊ぶ裏山といった規模でしょうか。
その山を少し登れば、コンビニや駅前の明かりも届かず、
夜になれば星がよく見えました。
「東京でもきれいな星がっ見えるんだなあ」なんて呟きながら、
よく一人で星空鑑賞したものです。
バイト、宿題、人間関係などの新生活にまつわるストレスを発散しに行きました。
また、僕はスケボーが趣味なのですが、
この趣味、とても音がうるさいんです。
ですので、昼間でも住宅地の公園で練習するのは気が引けました。
ですが、この裏山を登れば、住宅地からはだいぶ離れるので、
音のトラブルの心配をすることなくスケボーに没頭できました。
人の往来はほとんどないので、
なんていうか、自分だけの穴場スポットのようで、
愛着もあり、僕の学生時代はあの裏山なしでは語れません。
引っ越しで得た、思わぬラッキーでした。